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「さまよう野菜の物語」

安心・安全の前にモッタイナイを無くしたい!

さまよう野菜、廃棄野菜、野菜茶
 

スーパーにも直売所にも並ばず、
出荷すらされずに廃棄される作物たちがいます。
綺麗に洗われ、ピカピカのパックに詰められて
出荷される兄弟達を横目に彼らは何を思い、
どこに行くのでしょうか?

写真の無農薬野菜たちは全てあの世行きです。
虫食い、規格外、熟れすぎなど理由は様々。
消費者からすれば「捨てるなんてもったいない」
と言いたくなるところ。
生産者も捨てたくて捨ててるわけじゃない。
この歯車のかみ合わない感じにずーーっと
違和感を感じていました。

そして、ある日、ある人に、あるキッカケを頂き、
思いを行動に移す日が来ました。

FlowerTeaでは廃棄される彼らを
「さまよい野菜」と名付け有効活用していきます!
まずは、お茶屋さんとして「野菜ティー」を作ります。
その後の展開も夢いっぱいですが、
まずはできることから。

「さまよう野菜でお茶つくる!」

つづく。

さまよう野菜、廃棄野菜、野菜茶

誰も買わないから「さまよう野菜」が生まれる。

近所のばあちゃんの話
「無農薬がはやっとるけん、こないだ無農薬で作ってみたとよ。
ばってん、ちょっとでも虫食いあったら誰も買やぁせん。...
手間ばっかりかかってアホらしかぁー!」
結局ばあちゃんは直売所に卸すのをやめて、
自分たちが食べる分だけ作るようになりましたとさ。

商品棚にずらっと野菜があれば、なるべくいい色、
良い形のもの選ぶのはあたりまえのこと。
生産者も売れ残るものをわざわざ出荷しない。
綺麗な野菜でも、虫食い、キズありでも、
収穫から洗浄、選別、包装、出荷までの
労力・時間は同じだから売れるものに集中する。
売れないものはどんどん捨てられる、
選別しながらポイっ、洗浄しながらポイっ、
収穫しながらポイっ、手入れしながらポイっ、
収穫時期になればあっというまに軽トラ一台分。

もちろん、自己消費もお裾分けもします。
農家を手伝っていたときに一度、
全部知人配ってみようと挑戦しましたが、
到底個人で消費できません。
「持ってきてくれたら全部使うよ」
「言ってくれたら取りに行くよ」
とは言ってもらえますが、山積みの野菜を
何件も配って回るのは相当な労力です。
炎天下農作業のあとにボランティアで
野菜を配るほど立派な男にはなれませんでした。
取りにきてもらうのも、曜日も決まってない
収穫日に合わせるのはなかなか難しく。
さらに、素人が次々に畑やハウスに入ってくるのは
気持ちいいものじゃありません。

売れないものに時間を使えるほど農家は暇じゃない、
捨てたくて捨ててるわけない、廃棄に費用がかかる農家もある。
でも、売れるものに集中しないと家族がさまようことになる。
こうやって「さまよう野菜」が生まれていくのです。

ということで、今回やってきた「さまよう野菜」たちを
色んな形にカットして乾燥しています。

さまよう野菜、廃棄野菜、野菜茶

とりあえず、ナス・カボチャ・カボチャの種・ピーマン・キュウリを乾燥させてお茶にしてみた。
「うん。やっぱり全部美味しくないね!」分かっていてもやってみる。

乾燥させてお湯注いで美味しくなるならすでに沢山の野菜茶が出回ってるはず。無いってことは、散々昔の人たちがやった結果、美味しくなかったか、めんどくさかったか、思いつかなかったか?
今、野菜茶で知られているのはゴボウ・ゴーヤ・コーンくらい?

...

廃棄される野菜達も昔から救おうとしてた人たちがいたはず、
今でも色んな人や企業が再利用を試みています。
でも、現状は想像を絶する量の野菜が捨てられています。
さんざん再利用をやってきて上手くいかなかったか、やろうとする人がいないのか、少ないのか。とにかく今も野菜は捨てられているのは事実。

まず、できることから「お茶屋としてお茶を作る!」
今回はそれぞれの個性を見抜くために生の野菜をカットして乾燥。
ピーマン茶はそこそこ美味しかった。あとは全部だめ、アクや青臭さが残った。野菜なのでどれも旨みは凄く多い。
次は、素材ごとにアク抜きや蒸したり焙煎したりして、乾燥温度の調整。
昔の人ができなくても現代ならできるはず!
歴史に学ぶ賢者よりも、挑戦して経験を得る愚か者でありたい。

現代なら、ワンクリックで安価で高性能な食品乾燥機が手に入るんだから(';')

さまよう野菜、廃棄野菜、野菜茶

「何が起きてて何が原因か探る」

何か問題があるときに当てずっぽうに解決策を投げても時間の無駄。まず具体的に何が問題か調べてみる。
今回のお茶の「美味しくない」を具体的に何がどう美味しくないかをそれぞれ単体でお茶にして調べた結果、

...

・ナスのとキュウリのアクがかなりでてる。
・カボチャの種は仕事してない
・カボチャの果肉は甘みがでる(もっとでそう)
・ピーマンはそのまま美味しい

ということがわかった。大体予想通りだったけど、今後無駄な工程が生まれないよう、
まずは一番シンプルな方法で試した。
次に素材に合わせて色んな加工を試した結果・・・

・キュウリは断面積の大きい縦スライスに水にさらして5分蒸してから乾燥60℃6h

・ナスは身が崩れないよう10mmイチョウ切り、すぐに水にさらしてアク抜き後5分蒸してから
乾燥60℃6h

カボチャは5~8mmスライス、5分蒸して乾燥60℃6h。
さらに乾燥カボチャをトースターで2分ローストして焙煎カボチャに。

・カボチャの種は果肉を良く洗って、乾燥60℃6h後に直火で焙じた。

・ピーマンは乾燥に時間がかかると変色する。素早く乾燥させれば、そのまま食べられるほど美味しい。5mm以下のスライスで乾燥。

それぞれの特性に合わせて加工することでメチャ美味しくなった!
全部そのまま食べても美味しい!当然お茶にしても美味しい、料理にも使える。
塩も油も使ってないから用途は広い。

次の課題は
【仕入れルートのシステム構築】
「捨てるなら貰いますよ」と言って簡単に手に入るなら「さまよう野菜」は生まれない。
どの作物が、どれくらいの量で、どのタイミングで、なぜ捨てられているかを具体的に考えて、
どうやったら救えるかを具体的に考え行動する。


「安心・安全」の前にモッタイナイを無くしたい!

安心・安全というキーワードには前から違和感を感じています。
「農薬=危険」という人。「無農薬栽培によって野菜が生成する自然農薬の方が危険」という人。
「人間は毒素を排出したり、対抗する酵素もってるから大丈夫」という人。
無農薬か?従来農法か?どちらもメリット・デメリットがあるから
消費者が考えて好きな方を選べばいいと思う。...
僕が違和感を感じているのはこの選択に「環境被害や農業従事者の健康被害」の
話をだす人が少なく、消費者とっての安心・安全ばかりが謳われること。

農薬使った野菜を食べ続けて病気になったという人に会ったことも聞いたことも無いし。
調べてもでてこんし。(基準値オーバー除く)そもそも、作物を安定供給して
明日の食糧に困らず「安心」して暮らせるように農薬は生まれたんじゃ?

とはいえ、高濃度の農薬はやっぱり怖い。
僕が「農薬マジヤベー」と思った体験は・・・
「農薬中毒になった農家との話」
「除草剤を使い続けた畦道の顛末」
「小型ヘリが農薬散布の翌日、川の魚が全滅」

ツクシが大量に生えるのは除草剤のお蔭と知ったのは目からウロコだった。
腐敗臭漂う川の上流には青々とした田園風景が広がり、
「おぉ、これが環境破壊ってやつか」と感動したのは五年前だったか。
だからと言って、足腰弱ったじいちゃんばあちゃんに
「除草剤ダメ!草刈り機で刈れ!」「農薬ダメ!手で虫捕れ!」と言えるわけもなく・・・
農薬の必要性も分かってきて、無農薬の良さも見えてきたとき
「虫食いや規格外の野菜が捨てられている」という問題の方が大きく感じられてきた。

廃棄野菜を有効利用できれば、環境も生産者も消費者も何かイイ感じになりそうじゃない?
とりあずやってみよう!

明日、第二陣の「さまよう野菜」達がFlowerTeaに届きます。